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![穀物の品種](https://static.wixstatic.com/media/74ed87e0dfc64f7ab6da61b0a87cf691.jpg/v1/crop/x_0,y_4146,w_4912,h_973/fill/w_980,h_194,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/%E7%A9%80%E7%89%A9%E3%81%AE%E5%93%81%E7%A8%AE.jpg)
マルターゼ活性
はじめに
マルターゼは唾液や腸液に含まれる消化酵素の一つで、小腸では腸絨毛先端部から出て下の反応式のようにマルトースのグリコシド結合を切断し二分子のα-グルコースに分解する酵素です。分解されたグルコースは素早く細胞膜のグルコーストランスポーターにより細胞内に取り込まれます。
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マルターゼ活性測定法
マルトースは還元糖であるため、基質にマルトースを使って還元糖としてグルコース量を求める測定法は使用できません。そのため、発色基質であるp-ニトロ-α-D-ガラクトピラノシドが使用されます。マルターゼによって生じた4-ニトロフェノールの発色量で酵素活性を求めます。一般的な分析の流れを下図に示します。
基質水溶液(p-ニトロガラクトピラノシド溶液)
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←37℃に予熱
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←酵素液(被検体抽出物溶液)添加
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←インキュベーション
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←炭酸ナトリウム水溶液添加
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活性値変換(ユニット*/g、ml等)
*1分間に1μmolの4-ニトロフェノールを生成する酵素量を1ユニットと定義。
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